ぺぷしのーげん

大企業からスタートアップに転職したアプリケーションエンジニアのブログ

大企業で出世するのは成果でも実力でもなく、ただの運

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 つい最近まで、仕事ができる人が出世するのだと思っていました。でもここにきて「なんか想像していたのと違う」と思うことが多くなってきた。

 

大企業は管理職ポストの削減を行っている

どんなに仕事ができても、そもそもポストがない。日本企業は終身雇用、年功序列制度と高度成長期による業績拡大のため外資系企業よりも管理職ポストが多い傾向がありました。このため、人件費に対する生産性が低くなってしまっていたのですが、バブル崩壊まではそこまで問題視されていませんでした。しかし、失われた20年を経て、人を減らすフェーズを終え、今は管理職ポストの削減が多くの企業で行われているといいます。

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つまり、本来はマネジメントやスペシャリストとして高付加価値の仕事をすべき40~50代にも関わらず、20代と同じ仕事をしている人が増えています。もちろん給料は20代の倍以上もらっています。この状況下で、優秀な若手にポストを与えることはなかなか難しいです。なぜならば、そのポストの下に置く人員が確保できないからです。別に20代の管理職に40~50代の部下を置いても良いんですが、部下が管理職の倍以上の給料を貰っているという状況はどうでしょうか?正直そんなのやってらんねー!となるかと思います。しかし、年功序列なので給料はあげられません。結果、若手の大抜擢は実施しないという方針になります。

 

 じゃあどんな人が出世しているのか

別にお酒が飲めるとか、上司に気に入られている人が出世しやすいとか言いたいわけではないです。最近感じているのは、運の要素がかなり大きいということです。管理職ポストが大幅に削減されているので、同じ仕事ができる人でも全然役職が違うという現象が起きていると思います。仕事ができる層の人数に対して管理職ポストが全く足りていないのです。その結果、出世する要素の中で運の割合がどんどん増してきているのではないかと感じています。

実際に転職エージェントと方とお話をさせていただいたときに、上記に関する興味深い話を聞くことができました。業績が急拡大しているベンチャー企業なんかは、事業展開が猛スピートで拡大していくので、部署の数がすごい勢いで増えていくそうです。そうなると管理職ポストも急増していき、慢性的な人手不足が発生します。そうなると若い人も出世しやすくなるそうです。人が足りないので、ポストの下に置かれる部下は新人になります。そうやって仕事ができる人はどんどん出世していくのだそうです。

一方で、大企業は事業展開が縮小、横ばい傾向なのでポストは増えません。また、近年の利益率向上の流れからポストは削減傾向です。つまり、仕事ができても出世できるとは限りません。つまり、どんな人が出世しているのかという問いの答えは、仕事ができて更に運が良かった人ということになります。結構これ絶望的な答え笑。

 

大企業の公務員化

公務員は転職がとても難しいと言います。確かに新卒から20年ずっと公務員だった40代の人間が欲しいという企業は少ないだろうなと思います。しかし、大企業の社員も同じような状況になっています。

news.careerconnection.jp

 

今後このような問題はより深刻化していくと思います。新卒から20年間、何のポストも経験せずにやってきた人間は再就職が困難です。ポストがなくても、何らかのスペシャリストであれば需要はあると思うのですが。。

 

安定のために公務員や大企業を目指す学生が多いですが、組織に安定を求めてる時点で終わっている気がします。自分の身は自分で守る時代だと思うんですけどねえ。

 

おしまい。