ぺぷしのーげん

大企業からスタートアップに転職したアプリケーションエンジニアのブログ

アプリ開発を外注さんにお願いしても上手くいかない理由

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アプリ開発を受注する受託会社というのは沢山あります。しかし、上手くいかないことって結構あるんです。

 

最初に開発予算を固めてしまう

これってアプリ開発に限らず、業務用システムの受託開発なんかも同じです。受託会社さんから見積もりが最初にやってきます。というか、見積もりを出してくれないと発注しないよっていうユーザー企業さんが多いのが原因なんですけどね。

しかし、ソフトウェアの開発って先がなかなか読めないことも多いのです。簡単にできるだろうって思ってたらとんでもない障害が後で発覚するとか。特にアプリなんてのはiOSのバージョン更新で突然今まで動いていたのが動かなくなることもあるので大変です。最初に予算を固定してしまうと、このような緊急事態に備えて高めに見積もりしたり、保守的な開発内容になったりしてしまいがちです。

逆に「あれ?この技術使えば簡単にできちゃうんだけど?」と後で気づいても料金は高いままです。お客さんに「いやー、それはこの予算ではムリですね」と言ったのに実は簡単だった。もしくは、作ってる途中で「あれ?これ使いにくいよね、やっぱり操作はこうしたほうがいいんじゃ?」となっても予算が確定してるのでできません。正確にいうと、それをやっちゃうと受託会社の利益が少なくなってしまうのでやりません。追加料金を請求します。また、開発中のアイデアもノウハウも発注側に残らないのは結構大きなデメリットでもあるんです。

 

自分たちの業界のことを全く知らない

これも業務用システム受注と同じです。金融機関のシステムを受注するには結構な前提知識が必要です。何か問題起きると大変なことになりますからね。アプリも同じです。例えば、女性向けにネイル関係のアプリを開発したいとしましょう。ここでもし、外注をお願いした会社の開発者全員が40代のおじさんだったらどうします?なんとなく上手くいかない気がしませんか?専門用語は伝わりませんし、開発者は「え?なにそれ?これじゃダメなの?」と見当違いなアプリを作ってくる可能性があります。

 

外注を一度も使わず一部上場企業まで成長した会社

外注のデメリットを理解して、全て自前でサービスを作っている会社があります。一部上場企業のリブセンスです。

www.livesense.co.jp

なかなかこれはできることではないです。やはり、自前でエンジニアを雇うのはお金がかかりますから。外注なら一度お金を支払えばそれまでですし、仮に開発したアプリが失敗してもそれ以上に損はしません。しかし、エンジニアを雇っていると余剰人員を抱えてしまうリスクがあります。

 

というわけなんですが、どうでしょうか?最後に誤解していただきたくないんですけど、僕は決して外注を否定しているわけではありませんので!外注さんと運命的な出会いをして大成功されてる方もたくさんいますよー。