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ぺぷしのーげん

アプリケーションエンジニア(C#er)による雑記ブログ

独VW、前CEOが築いた「畏怖と尊敬」の企業風土|VW不正排ガス問題

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[ベルリン/ロンドン 10日 ロイター] - 排ガス不正問題で先月引責辞任した独フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>のマルティン・ウィンターコルン前最高経営責任者(CEO)は、他の多くのCEO同様、失敗を好まない厳しいリーダーだった。だが、マネジャーに対する同社の尋常でないプレッシャーが、今回の危機を引き起こした原因の1つだとする批判的な声もある。

焦点:独VW、前CEOが築いた「畏怖と尊敬」の企業風土 | Reuters

 

これまんま東芝じゃないですか

経営陣からの尋常でないプレッシャー。耐えられなくなった部下は不正に手を染めるしかなくなる。これが公になったとき、「私の指示ではない。不正した者を探し出す」なんて経営者が言ったらもうおしまい。経営陣と社員の信頼関係は地に墜ちてしまいます。まあ、すでに墜ちていたからこういった問題が起きてるのかもしれませんけどね。

 

「やれ」しか言わない経営者は素人

厳しいだけの経営者は素人です。そんなの誰だってできます。大事なのは人を導くことです。これができる人はなかなかいません。

品質管理検定というものがあります。これはモノづくりの現場で品質管理するための検定試験です。その中に、「不良品を1つも出すなという指示は最悪」というものがあります。なぜかというと、そのような指示は現場の不正を招くからです。不良品の製造にペナルティを与えると、現場の作業員は不良品を不正に廃棄したり、数字の改ざんを行います。経営者は「そのような不正をした作業員が悪い」と思うかもしれませんが、それは誤りです。なぜなら製造の現場で不良品をゼロにするのは不可能だからです。実現不可能な指示は「不正しろ」という指示とイコールなのです。そのような指示をする経営者は無能です。

www.jsa.or.jp

 

社員が不正をするときの気持ちってどんなもんなんだろう

むちゃくちゃな指示を与えられ、達成できなかったら懲罰人事。このような状況に追い込まれたら不正をしてしまうかもしれません。というか、不正をしろと圧力をかけられたと信じ込むかもしれません。そのとき、不正がバレたら大変なことになるという意識はあるのでしょうか?

むしろ不正がバレて欲しいと思って不正をするかもしれません。なぜなら、不正がバレたら、むちゃくちゃな指示をしてきた上司や経営者が処罰を受けるからです。特に正社員の雇用が強固に守られている大企業では、不正は無茶な上司や経営陣に対する自爆テロなのかもしれないなーと、僕も大企業に勤めながら感じています笑。

 

おしまい。