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小田急が混雑する時間帯と穴場の電車は?ラッシュ時の乗車率首都圏有数線のサバイバル術

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小田急電鉄 - Wikipedia

1年間で7億人もの人を運んでいる小田急。JR東海道線と並んで神奈川県民を都内へ運ぶ大動脈です。特に小田急は沿線上にベッドタウンを形成しているので、ラッシュ時の過酷度も首都圏有数。2017年3月の複々線化までは首都圏ワースト3位に君臨していました。そんな小田急のラッシュアワーの現状をまとめます。

どれだけ混雑するのか

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38分過ぎに注目。こういうのって高度経済成長期の話じゃなかったのか。2015年でもこんな光景があるとは。最終的に駅員が押し込んで扉を閉めて出発した感じ。この光景も2017年の複々線化でようやく緩和されたようです。

朝のラッシュ(上り)

小田原町田間

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乗降者数のイメージを独断で色と文字サイズで表現してみました。小田原町田間の上りは7時の早い時間から混雑しています。通学通勤で本厚木、横浜方面の乗り換えで海老名で多くの人が降りるので、ラッシュ時間帯でも意外と座れたりします。相模大野では江ノ島線からの流入があり、再び混雑し始めます。しかしここで座れなくても町田で多くの人が降りるので再び座れるチャンスが訪れます。ただし、同時に多くの人が乗ってくるので、時間に関わらず町田で座れなければ終点の新宿まで座るのは諦めましょう。

町田新宿間

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町田新宿間の上りは6時過ぎから9時過ぎまで混雑するようです。特に8時半前後に新宿着の電車がピークのようです。町田からは降りる客より乗る客のほうが圧倒的に多いです。新百合ヶ丘は乗る人が多い駅の1つなのですが、大学が近くにあるようで若い学生風の乗客が結構降ります。座りたい人は学生っぽい人の前に立ちましょう。

最も混雑するのは成城学園前です。ここは乗る人が圧倒的に多いです。人が降り始めるのは下北沢以降です。2017年3月の複々線化からは快速急行は登戸で一気に乗客が増えます。登戸から乗るなら所要時間もあまり変わらない急行をあえて選ぶのもアリかもしれません。

夕のラッシュ(下り)

新宿町田間

新宿は世界一の乗降者数を誇る駅とも言われますが、意外と新宿駅では小田急乗れますし、座れたりします。始発駅なので。

夕のラッシュは急行と快速急行に偏ります。時間帯は18時から21時くらいまで。各停や準急などは夕のラッシュでは比較的余裕があるようです。しかし、急行や快速急行の場合は新宿を出発してからが大変なのです。

  • 代々木上原 千代田線乗り換え客
  • 下北沢   井の頭線乗り換え客

複々線化までは代々木上原で満員電車になり、下北沢で「すし詰め」になっていました。ギュウギュウ押し込まれます。急行の場合は成城学園前で少し人が降りて楽になるのですが、登戸で南武線乗り換え客が流入して元に戻ります。急行と快速急行は新百合ヶ丘までひたすら修行です。新百合ヶ丘で半分くらいの人が降ります。どんだけ新百合ヶ丘に人住んでるんだよ。

さらにさらに、京王線が事故で運転見合わせになると振替輸送で地獄と化します。地獄のように混雑していて「京王線の振替輸送を実施しております」というアナウンスがあった際に、「だーかーらーかー」というサラリーマンの声が聞こえましたね。この場合は、下北沢でドアが閉まらない車両が出てきます。下北沢でドアが閉まった瞬間に「うげっ」という男の人の声が聞こえたことがあるのはここだけの話。

一方で千代田線直通電車の場合は新宿からの乗客を含まないので比較的空いています。代々木上原や下北沢から乗る人は積極的に千代田線直通車を選びましょう。

町田小田原間

町田と相模大野で結構な人が乗ってきますが、さきほどの混雑とは比べものになりません。もはや地獄から生還したので、多少の混雑ではビクともしません。ただ、相模大野から江の島方面に乗り換えると結構混雑します。町田と相模大野で乗客を得た電車が、相模大野で小田原行きの急行や快速急行と接続すると、乗り換え客も流入していきて一気に混雑します。

穴場の電車に乗れ

気分が悪くなったり、パニック障害になりかねないので、身の危険を感じたら大人しくロマンスカーに乗りましょう。僕も仕事疲れが蓄積していよいよヤバかったので帰りはロマンスカー通勤に切り替えました。ロマンスカーに乗るほどでもない人は比較的空いている穴場の電車に乗りましょう。しばらく利用していると、乗車率にはムラがあることが分かってきました。

急行と快速急行を使い分ける

朝の新宿方面は急行と快速急行が両方止まる駅は急行のほうが混雑していない可能性があります。当然ですが、皆早く移動したいため快速急行を選ぶからです。一方で夕方の小田原方面は快速急行のほうが混雑していないことが多いです。なぜなら成城学園前の利用者がものすごく多く、止まらない快速急行にはその利用者が乗らないからです。2017年3月からの複々線化では夕方以降の快速急行が大幅増便されたので、なおさらゆとりが出ているかもしれません。

22時以降の小田急の注意点

話題は少し変わりますが、22時以降の小田急は空いてくるのですが、新たな問題が浮上してきます。リバースです。小田急は日本有数の繁華街である新宿が始発なので22時以降は飲酒した乗客が増えます。中には明らかに気分を悪くしている人もいます。実際に僕も目の前に座ってる人がリバースしたことがあります。22時以降の小田急に乗る場合は気を付けましょう。特に金曜日。

1年間で小田急が混雑する時期

実は小田急は1年間で混雑度が変化します。最も混雑する季節は4月から6月にかけてです。

  • 沿線沿いの大学に1限目から通学する新入生が増える
  • 新入社員の研修を新宿など都内で行う会社が多い

などの原因が考えられます。7月くらいから徐々に混雑は解消され、冬になると座れる機会も増えてきます。3月末から4月になると明らかに混雑度が変わるので注意しましょう。

  

おしまい。