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ぺぷしのーげん

アプリケーションエンジニア(C#er)による雑記ブログ

日産が三菱自に巨額出資!御三家と裏で取引したのかという陰謀論も

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Google マップ

日産自動車が燃費データ不正問題を起こした三菱自動車に対して最大3割出資する方針であることが明らかになりました。突然の発表ではありますが、内容が内容であるだけに今まで日産自動車の戦略が見え隠れしています。

 

正直まったく予想していなかった

個人的にかなり驚きです。この問題が明るみになったのは4/22ごろ。今から約3週間ほど前です。当時の僕の予想は過去記事を参照してください。

 

hazakurakeita.hatenablog.com

その後、日産は損害賠償請求や軽自動車の共同開発終了をチラつかせ、僕の予想通りの展開となっていました。しかし、これらの具体的な内容が発表される前に巨額出資の話が明るみになりました。日産は裏で全然違うことをしていたことになります。

 

三菱御三家と交渉していたのか

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三菱自動車はリコール問題発生から三菱御三家から多大な支援を受けていました。御三家の関連会社まで含むと8割近くは御三家が出資しているのではないでしょうか。この三菱自動車に3割出資するとなると、三菱御三家との交渉は必須です。他の株主から全株を取得しても3割出資にならないですからね。

2016/05/13修正 

すみません数値が間違っていました。関連会社まで含むと35%近くが御三家からの出資となるようです。この35%の大半を日産自動車が引き取るということですかね。御三家の出資比率は大きく減少する見込みだそうです。

三菱ふそうの株主構成

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三菱ふそうはリコール問題で三菱グループからダイムラーに売却されました。現在では三菱グループの出資比率は10%ほどしかありません。それでも三菱の名前が残っているので、三菱自動車も三菱マークを使い続けると思います。日産の出資は今回3割強ですが、将来的に三菱ふそうのダイムラー的存在になる可能性もゼロではないですね。まあ、個人株主とか多いので簡単にはできないですけど。

 

これが何を意味するのか

早速ネットでは陰謀めいたコメントが散見できます。

 

 

 

そうなんですよね。あまりに話がスムーズなんです。たった3週間で三菱御三家から出資OKをもらうなんて、全てストーリーができてから日産自動車が不正を発表したんじゃないかと思ってしまいます。

 

三菱自動車は買いなのか

日産自動車といえども、こんな状況の三菱自動車を買って損はしないのかという話もあります。が、僕はこれは問題ないのではないかと思います。

額が小さい

まず3割出資といっても、今回の問題によって三菱自動車の時価総額は5000億円にまで下がっています。単純に3割出資でも1500億円。三菱御三家から買い取るので、若干プレミアムでも乗せるのでしょうか、出資額は2000億円という報道があります。この額は日産自動車にとって大きな額ではありません。ただし、今回の問題が膨れ上がって消費者への賠償額が増大するリスクは残っています。

海外売上比率が高い

三菱自動車は売上の海外比率が9割に達しており、今回の問題による国内販売の低迷は経営には深刻なダメージを与えないという見方があります。そして、ここ数年の三菱自動車の営業利益は1000億円。たった2年で出資を回収できる計算でもあります(そんな単純な話ではないですが)。

 

hazakurakeita.hatenablog.com

シャープを7000億円で買う(結局5000億円になったが)より三菱自動車を買った方が圧倒的にお得だと思いますよ。

日産の親会社のルノーと製品が競合している

日産自動車の親会社であるルノーに三菱自動車はアウトランダーをOEM提供しているそうです。この件も憶測が憶測を呼んでいます。

 

1つだけ言えること

1つだけ言えることがあります。それは三菱御三家が手を引いたということです。リコール問題のときには三菱グループ総出で支援してきましたが、今回は問題発覚後も静かでした。恐ろしいくらいに。そして今回の件。三菱御三家は日産自動車と交渉して、三菱自動車から手を引いたのです。今言える確かな事実はここだけですね。

 

いやー、この問題、まだまだ驚きの展開が出てきそうです。今後も注目です。

  

おしまい。