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ぺぷしのーげん

アプリケーションエンジニア(C#er)による雑記ブログ

僕がITエンジニアのキャリアとしてフリーランスに興味がない3つの理由

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こんにちはKeitaです。先日大学の後輩とゴーストインザシェルを観に行きました。その時に後輩から転職相談を軽く受けたのですが、同時に先輩はフリーランスに興味はないのですか?と聞かれました。僕はフリーランスには全く興味がなく、その理由後輩に伝えると結構有益な情報だったみたいなので、ブログにも書き残しておきます。

もくじ

 

フリーランスとは

単純に業務委託で生活している人達ですね。フリーランスというとITエンジニアが主にイメージされますが、ライターであったり、経理やプロジェクト運営など様々な職種のフリーランスがいます。

また、フリーランスでも仕事の取り方というのが2極化している印象があります。

  1. クラウドソーシングサービスやエージェント経由で仕事を確保
  2. 過去の仕事関係から確保

1番だと仲介料を取られるので、あまり高収入にはならないのではないかと思います。目指すキャリアステップとしては1番から顧客を作り、2番に移行していくという形でしょうか。しかしそういう人は稀で、2番の人は有力な企業で実力をつけ、独立後はその企業で知り合った人たちから仕事が引っ張りだこというケースが多いような気もします。つまり1番から2番へのキャリアアップは簡単ではないよというお話。

 

フリーランスは自由なのか?

僕の考えに「自由には責任が伴う」というものがあります。そういう意味でフリーランスは非常に自由です。なぜなら自己責任の範囲が会社員と比べて非常に多いですから。業務委託なので約束通りに成果物を納品することが全てなので、

  • インフルエンザで納期遅延
  • 急な身内の不幸で納期遅延
  • 事故によるソースコードの消失

なども基本的に自己責任です。もちろん、会社側もフリーランスに対して絶対の信用を置いていないので上記理由に納期変更を認めるケースは多いです。が、頻発すると契約は打ち切りになります。納期さえ守ればどんな働き方をしても良いという意味で自由度は高いですが、同時に責任もとても高くなります。ま、結局トレードオフですね。子供が自由で羨ましいと大人が思うのは、結局子供には何の責任もないからなのです。

また、最近はプロブロガーなるものが出てきて、国策の働き方革命の後押しもあってかフリーランスの素晴らしさを宣伝しまくってます。確かに彼らの言うことに間違いはなく自由なのですが、同時に責任が会社員よりも何倍も背負っていることをお忘れなく。結局自由って人によってカタチが違うので、人によっては会社員の方が自由なんです。だって、自分の顔写真やプライベートを毎日ブログに書いて収益を上げるって本当に自由ですか?人によってはむしろ不自由でしょう。そして顔を出さずに収益を上げているブロガーはだいたいブログは副業という立ち位置になってることも多いです。

 

僕がフリーランスに興味がない理由

以前、Facebookでフリーランスの方にフリーランスの方にフリーランスを薦められて興味ないって言ったらキレられました笑。別にフリーランスを否定しているわけではなく、本当に個人的にフリーランスに興味がないんです。

 

社会へ与えるインパクトが弱い

まず仕事を通じて社会に与えるインパクトが会社員より低くなりがちです。フリーランスの仕事の多くは既に作られた仕事です。会社員であれば仕事を作ることができます。

  • 既存製品にこういった機能を追加すればユーザー増やせるのではないか
  • 最近こんな不満を抱えている人が多い。解決する製品を作ろう

以上のようなプロセスにフリーランスが関与するケースは会社員より少なくなりがちです。フリーランスが登場するのはどうしてもここから仕様まで詰めて以降が多くなってしまいます。僕はそれが嫌なんですよね。もっとビジネスモデルや要件、仕様から口出ししたいので。フリーランスでそこまで口出しすると場合によっては敬遠されます。

 

成長できない

たまにフリーランスは成長できると思っている人がいるのですが本当でしょうか?少なくともITエンジニアではフリーランスで成長を維持していくのは難しいと思います。なぜなら実績のある仕事しか委託されないからです。当然なんですが、意外とこれが盲点の人が多い。

例えばRubyのフリーランスはRubyを使った開発案件の仕事しかやってきません。仕事の幅や市場価値を伸ばすためにiOSやAndroidを独学で勉強しても開発実績とはならないので、誰も仕事を頼みません。独学で勉強したのでできます!なんて言っても、他に実績あるフリーランスは沢山いるので頼みませんよね。

ところが会社員だとRubyの開発経験しかなくてもiOSやAndroidをやれと会社に指示されることは少なくありません。自分で手を上げて経験させてもらうことも十分にできます。社員のスキルや経験が増えることは会社の利益になるからです。このため、会社員の方が比較的容易に成長を維持できるのではないかと思います。フリーランスは現状のスキルの切り売りであると誰かブログに書いて一時期話題にもなりましたよね。

 

フリーランスには責任がない

おいおい最初と書いたことが違うぞと思われるかもしれません。ここでいう責任はまたちょっと違うものです。フリーランスは仕事の成果物への責任は会社員より大きいのですが、成果物のビジネス的成功に対する責任は基本的にありません。逆にいうと、関わった製品が莫大な利益を上げようと、会社が急成長しようとフリーランスには何の見返りもないわけです。ボーナスもなければ昇給も昇進も、ストックオプションもありません。

また、開発の責任ある部分に関わりにくいというのもあります。例えばセキュリティを高くしないといけない部分は社員だけで開発、保守すべきだったり、コアな技術領域の開発保守も同様でしょう。もちろんフリーランスと秘密保持契約は結ぶでしょうが、個人で賠償できる金額はたかが知れているので、リスクマネジメントを考えるとフリーランスに関わらせるべきでない開発領域というのはどうしても出てきてしまいます。

 

というわけで、僕はフリーランスには全く興味がないので、今後もフリーランスになることはないと思います。独立起業して法人として受けるなら有り得なくはない選択肢だと思いますけどね。やはり個人だと自分独りの生産性だけとなるので、僕個人がやりたいことに対するリソースとしては小さすぎますねー。もっと人を巻き込んで大きなことしたいです。