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アプリケーションエンジニアによる雑記ブログ

大企業に新卒で就職して良かったこと悪かったこと

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 こんにちはKeitaです。気がつけば転職して1年が過ぎていました。今の会社にも慣れたので、そろそろ客観的にも大企業とスタートアップの良いとこ悪いとこが書けるかなと思ったので今回はまず大企業に就職して良かったことと悪かったことについて書いてみます。

1. 大企業に就職して良かったこと

1.1. 研修制度がしっかりしている

全ての大企業に言えることだと思います。僕が就職した企業は研修制度がイマイチな方だとは思うのですが、それでもスタートアップやベンチャー企業よりは良いと思います。大企業の新人研修って社会人マナーからやるんですよね。名刺交換からメールの書き方まで。どうでも良いようで地味に大事だと思います。ここら辺が疎かだと大企業とかに舐められたり格下に見られてしまいかねませんし。実際に今の会社ではメールで「笑」や「!」の多用を見ると違和感を覚えますし、大丈夫なのだろうかと心配になることもあります笑。ここら辺は中規模の会社でもしっかりやるとこは多そうですね。 

1.2. 福利厚生や待遇がしっかりしている

これも企業規模に関わらず何でしょうけど、大企業だと外れが少ないのも事実です。地方だと公務員が人気ですが、大企業に勤めた方が地方公務員より給与も福利厚生も上です。20代後半で日本人の平均給与所得に達する人が多いですし、一部の一流企業であれば30代半ばで年収1000万なんて会社も普通にあります。僕が勤めていた会社は前者は達成できましたが、後者は無理でした笑。ただ、社員寮が整備されていたので入社3年目でもお金のかかる趣味がなければ年間200万円は貯金可能でした。僕の会社は家賃手当はありませんでしたが、都心の一流企業だと月7万とか11万とか出る会社もあります。こういうのは大企業の強みだなあと思いますね。地元で何であんなに公務員が人気なのか理解できないです。

1.3. 分からないことがあっても質問できる

これは本当に大きいです。何か技術的な問題が発生しても詳しい人が社内にいることが多いです。もしいなくても問い合わせ先というのを持っているはずです。企業のネームバリューもあるので、何らかの製品であれば営業や開発に直接アクセスして問い合わせることもできますし、とにかく分からないことを解決する方法には困りません。一方で、今のスタートアップは自分が社内で一番詳しい場合が多く、一人で悶絶することが多々あります。会社で初めて扱う製品や技術だと、もはや問い合わせ先も分かりませんし、問い合わせても「ここではありません」というケースも多いです。

1.4. 理論を学べる

大企業では理系文系問わず上流工程が多いので理論を身につけるには良い環境です。理系であればコードを綺麗に書く方法とか、全体設計する方法とか身につきますし、文系であれば内部統制や社内規則、運用運営など身につきます。実際にやっていると手に職が身についている感覚はないのですが、スタートアップだとこれができる人が貴重になってきます。ある程度の規模の組織で働いたことがある人とそうでない人は、やはり理論だったことで差があるなあ、と感じることがあります。コンプライアンスやセキュリティ、人事やプロジェクトマネジメントなどがそうですね。

 

2. 大企業に就職して悪かったこと

2.1. 先が見えてしまう

安定しているといえば聞こえは良いのですが、悪い意味で先が見えてしまいます。しかも5年10年ではなく30年も先です。年功序列、終身雇用が染みついている大企業では大きな変化はなく、40歳でこんな仕事でこんな給料、50歳ではこう、60歳で退職金はこのくらいと先が全部見えてしまいます。安定志向だったり、何か大きなことがしたいというわけでなければ問題ないのでしょうが、何かチャレンジしたいと思う人には絶望しかありません。まだまだ20代なのに人生の最大アウトプットが見えてしまうんです。一方でスタートアップは上限が際限ないため人生の最大アウトプットを飛躍的に広げることができます。当然失敗した時のダメージも大きくなるわけですが笑。

2.2. 実戦が少なく手に職が身につかない

大企業は理論を身につけることができるという利点がありました。しかし一方で理論を実戦で使うという機会は限られています。野球で例えると、打撃フォームや投球フォームの勉強には充実した環境でも、肝心の試合の出場機会が少ないといった感じでしょうか。試合があっても自分が出場することは稀で、派遣や非正規社員という名の選手が出場して正社員は指示だけというケースは多いです。このため、知識はあるけど実務経験がない社員というのが大企業には多かったりして、実戦的なスキルを欲したり自分の実力を試したいという考えから大企業からスタートアップやベンチャーへの転職を検討する人も多いようですね。

2.3. 自分の能力をフルで発揮することが難しい

大企業は縦割り組織であることが多いです。このため、製品開発で気づいたちょっとしたアイデアも製品に反映させるには多大な労力が必要です。たまたま自分が担当している範囲であれば先輩や直属の上司に一言入れるだけで反映できることもありますが、ちょっと範囲を超えただけで他部署の許可や何やら必要になってきます。僕が前の会社の内定者だった頃、採用人事にはこう言われたものです。

君たち若い人の力で会社を変えてくれ!!

学生ながら「はい!」と意欲に満ち溢れていたのですが、いざ入社すると、

この権限は35歳から、あの権限は40歳から

と平気で梯子を外してきます笑。もしくは権限も裁量権もあげないけど会社を変えるという無謀な期待やノルマを課してきます。タチが悪いですね。こうやって年齢で裁量権に制限をかけられると、当然優秀な社員は能力をフルで発揮することができなくなります。そうなると結末は2パターンしかありません、

  • 能力を発揮できるフィールドへ移動する(転職)
  • サボる

会社にとっては何も良いことはありませんが、これも大企業病の1つです。腐るか、腐る前に新たな世界に飛び込むか。30歳前後でみんなここら辺で一度悩むみたいですね笑。

 

というわけで、以上が大企業に新卒で就職して良かったことと悪かったことでした。結局良し悪しあるので、大企業への就職をやめろとか推奨するとかゼロイチで答えを決められる問題ではないというわけですね。人それぞれの人生プランで変わってくるのではないかと。本当に先々何も考えたくなくて、とりあえず安定してれば良いというなら絶対オススメですね。