「ラウンドアバウト」と呼ばれる信号機がない円形の交差点、環状交差点について、警察庁は導入が始まってからこの1年余りの間に全国49か所に設けられ、これまでに死亡事故や重傷事故が起きておらず、安全に一定の効果があるとして、積極的に導入を進めていくことにしています。
環状交差点は、信号機がない円形の交差点で、通行する車は時計回りに進んで行きたい方向の道路に出ていく構造になっていて、対向車と衝突することがないうえ、円形の交差点を回ることから速度も落とすため、交通事故を防ぐ効果が期待されています。
警察庁によりますと、この交差点の通行ルールを定めた改正道路交通法が去年9月に施行されて導入が始まってから1年余りとなる先月末までに、宮城県や長野県など15の都府県で49か所に設けられ、10月の時点では、死亡事故や重傷事故は1件も起きていないということです。
ラウンドアバウトとは
パリの凱旋門で有名な交差点のシステムですね。動画みるまで分からなかった。
信号がないので、むしろ事故が起きるんじゃないか?とも思ってしまう仕組みですが、これが事故を激減させてくれるのだそうです。対向車はいなくなるし、その作りから速度も落とさざるを得ないからとのこと。1年ちょっとで国内の49カ所も設置されたそうです。しかもそれで重大事故ゼロとは恐れ入りました。(ってことは軽微な事故はおきてる?)
ランドアバウトのデメリット
安全第一で良いと思うのですが、一応デメリットも調べてみましょう。ランドアバウトはその仕組みから渋滞が発生すると悲惨なことになるそうです(諸説あり)。例えば軽井沢。
お、おう…
これは解消に時間かかりそうですね。
ラウンドアバウトの渋滞は悲しい記憶しかない。下の画像みたいに,身動きの取れなくなった大型車の隙間を他の車が埋めて完全に詰まる。後ろには何百メートルも車がたまり,1個抜けるのにすごい時間がかかる。そして抜けても次のラウンドアバウトが…… pic.twitter.com/mcVK7AhEHP
— ACTIVE GALACTIC (@active_galactic) 2014, 9月 1
なんじゃこりわああああああ
美しいラウンドアバウト
場所によっては地域の観光?スポットになってるみたいです。この道路標識は美しいですね。ただし、突然遭遇したらパニックになるひともいそうですが笑。
海外ですが、トンネルってすごいですね。確かにトンネルでの事故は大惨事になりかねませんから。ってトンネルに交差点って普通ないだろ…。
このラウンドアバウト制の交差点難易度高そうすぎる pic.twitter.com/iAYccGxstH
— ほぞじ(公式) (@cj41askwa) 2015, 11月 9
世界を探せばそりゃ美しくないものもあるよね…。
今後は国内でもどんどん増えていくと思います。まだ遭遇したことないから運転してみたいなー。