まさかの二夜連続の英語ネタ。イタリアから来たメールでニュアンスが微妙なメールがあったので、同期のインド人にどういう意味か聞いてみました。
I confirm the TV meeting system booking.
イタリアに「次のテレビ会議はいつにしようか?その日のそっちのテレビ会議室は空いてる?」と聞いてみました。そのときに返ってきたメールには次のようにしか書かれていませんでした。
I confirm the TV meeting system booking.
直訳すると、「私はテレビ会議システムの予約を確認する」です。いやー、これでは全然意味が分かりません。結局その日にテレビ会議室が予約できたのか、それともできなかったのか。それともこれから確認するのでしょうか?しばらく時間経過してからの返事が「確認するよ!」??
もしかしてconfirmは大丈夫だったというニュアンスを含むのでは
それじゃ次のテレビ会議もヨロシク!みたいなメールだったので、思ったのです。もしかしてconfirmって「大丈夫なことを確認する」というニュアンスがあるのではないかと。
そこでインド人に聞いてみた
そこで同期のインド人に聞いてみました。
"I confirm the TV meeting system booking" meaning is:
- I checked the booking, and it was available.
- I will check the booking.
Which one?
すると予想だにしない回答が返ってきます。
"I confirm the TV meeting system booking" is wrong. If "confirmed", it is 1. If "will confirm", it is 2.
なんとイタリア人の英語は文法的に間違っているという回答。うそーん。そして、confirmが過去形であれば「大丈夫なことを確認した」になるそうです。つまり1番。そして、confirmが未来形であれば「大丈夫であることを確認する」になるようです。つまり2番。更に、confirmは通常現在形で使うことはないと言ってました。現在形にしてしまうと1番なのか2番なのか分からないからです。そうですよね、僕も分かりませんでした。
もちろん同期のインド人が絶対正しいわけではない
とはいえ、彼も母国語はヒンディーです。上記のことがグローバルに正しいのかどうかは分かりません。もしかしたらインド英語かもしれません。昨日もインド人が文法的に誤っている言葉があると言いましたしね。
あ、でもアルクで調べてみると下記のように説明されてました。
confirm 拡張検索
【他動】
〔真実であることを(証拠を示して)〕確かめる、確認する、裏付ける
「真実であること」というニュアンスがあるんですね。だから「大丈夫なこと」というニュアンスも持てるのか!!
このことを頭に入れておけばCheckとConfirmの使い分けもできますね。今まではConfirmのほうがフォーマルだよねぐらいにしか思っていませんでしたから。いやー、英語って奥が深いですねー。学生の頃はカッコの中のニュアンスなんて気にもしていなかったけど、大人になるとカッコのニュアンスも覚えて使いこなしたいですね!