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トルコが親日国と言われる物語が感動的|海難1890として映画化も

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トルコ - Wikipedia

 日本とトルコの関係性を語るのに欠かせない物語があります。それがエルトゥールル号遭難事件とイランイラク戦争のトルコ航空機派遣です。本当に良い話なので、知らないひとは今すぐ調べるべきです!

 

エルトゥールル号遭難事件

明治時代に来日していたオスマン帝国の使節団の船が和歌山県沖で沈没した事故。乗組員の多くが亡くなってしまいましたが、住民の必死の救援活動によって助かった乗組員もいました。その乗組員は大日本帝国政府の軍艦でトルコまで無事帰国できたそうです。

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この話は日本人も知ってる人は知っています。しかしトルコは教科書に載っている話だそうで、トルコでの認知度はかなり高いのだとか。このためトルコは親日家が多いとも言われています。

 

イランイラク戦争のトルコ航空機派遣

1985年に発生したイランイラク戦争にて、多くの日本人がイランのテヘランに閉じ込められてしまった問題。当時のイラクのフセイン大統領が民間機も撃墜すると言ったことから在留外国人が一斉に帰国を試みます。しかし、日本人は日本航空が臨時便を拒否したり、当時の社会党政権が自衛隊の海外派遣を拒否したために置き去りに。今では考えられない話ですね。するとなんと、トルコが2機の臨時便をイランに飛ばしてくれたのです。イランに取り残されたトルコ人も多くいたなか、日本人しか乗れない臨時便を飛ばしてくれたんですね。

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またその理由が「エルトゥールル号遭難事件のお返し」だと言うじゃないですか。感動ですよね。

 

あとは日露戦争もトルコにとって大きな出来事らしい

トルコという国はロシアの脅威を受けてきた国でもあるそうです。トルコのロシアに対する敵対心というのは結構あるみたいで、最近ロシア機を撃墜したのもそういった背景があるのではないかと思います。

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500年ってすごいな。

そんなロシアと近代戦争をふっかけた国があるんです。そうです。日本です。白人至上主義の時代に有色人種の日本が打ち破った近代史の事件、日露戦争です。当時のオスマントルコも海上封鎖などで日本を支援してくれたみたいですね。本当にすごいなトルコ。

 

ついに映画化されました

そんな日本とトルコの深い関係が映画化されたようです。

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正直、戦争で仲が良くなるのは難しいところですが、こういった助け合いで仲が良くなるというのは素敵ですね。世界中がこうなれば平和になるのに!

 

おしまい。