つい先日にドル円は122円だったのに、今日は一時110円代まで円高が進みました。こんな急激に円高になるとは異常事態です。
日銀が動いたにも関わらず円高
何気にこれが一番怖い。日銀がマイナス金利というカードを切ったのに円高に進んでいます。貴重なカードを無駄に切ってしまった可能性があるのです。大富豪でスペードの2を出した後にジョーカー出されたようなものです。ナンテコッタイ。
円高による株価への影響
円高になると輸出企業の業績が悪化するので株価も大きく下げるでしょう。一方で輸入企業の株価は上がる可能性があります。代表格はニトリでしょうか。しかし、世界的な株安、パニック売りの様相を呈しているので輸入企業も短期的には下がるんじゃないですかね。
でもメリットもあるよ！
ただでさえ安売り大バーゲンとなってる原油が円高によってさらに安く買えます。再び円安に振れる可能性もありますが、円高傾向が続くとレギュラーガソリンは80円代に突入するでしょう。また、ガソリンを大量に消費する企業は業績にプラスになります。特に大きく恩恵を受けるのは航空会社。あとは電力会社も恩恵を受けます。とはいえ上にも書いた通り短期的に株価が上がるとはいえません。
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しかしまあ、株価もそうですが原油の安売りも止まりません。もはやここ10年の最安値を日々更新しています。下げ止まるどころか、このチャートを見ると下げが加速しているようにも見えますね。もう僕の原油ブルは紙くずまっしぐら。
原油安に加えて円高が進むとレギュラーガソリン価格も今まで以上の速度で下がっていきます。毎日クルマに乗る人にとっては良いニュースですな。
個人的には円高と円安は交互にやってくるほうが良いと思います。が、いくらなんでもこれは動きすぎでしょう。ドル円相場の急激な動きによって電車が毎日止まるようなことにならないことを祈ります。はやく落ち着いてくれー。
おしまい。
