三井住友銀行が普通預金の金利を引き下げるそうです。そのパーセンテージはなんと0.001%!もうそれ利子ゼロと一緒やん!
0.001%とは
ほぼゼロ。僕たち預金者は銀行にお金を貸してあげているのに、利子はゼロ。1000万円を銀行に貸してあげて1年間の利子がようやく1円。ちなみにその間に1度でも時間外にお金を引き出したら100円以上の手数料を取られます。ナンテコッタイ。ちなみに、1兆円を預けていても1年間に10万円の利子しか発生しません。もう預金の利子で生活するなんて不可能やん。バブルのときは7%もあったのに。
今後はマイナスになる可能性も
日本国債がここから更に高騰すると、普通預金の金利もマイナスになる可能性があるらしい。僕たち預金者は銀行にお金を貸してあげているのに、預けた金がどんどん減っていくとはwwwこうなると、預金の定義は「家に大金を置いておくのはセキュリティ上好ましくないので、安全なところに預けておくこと」になりますね。つまり貸し出し金庫みたいな。銀行側からすると、「あなたのお金を大切に保管させていただきます。そして保管料をいただきますからね」といったところ。
住宅ローンの金利も下がります
やはり預金者としては損しかない。この状況で利を得ようとするなら、それはこっちが銀行から金を借りるしかない!銀行は預金者へ利子を払わなくてよくなるので、住宅ローンなどの貸し出し金利も低く抑えることができるようになります。どうやら住宅ローン金利も1%を割ってきたようです。
住宅ローン金利が10年固定で1%割れってことは、要するに借金して家を買うと国からキャッシュバック!YEAH!>「今後は主力の10年固定型の金利は年1%割れが主流になる可能性がある。借入残高の1%が税額控除で戻ってくる住宅ローン減税によって金利負担よりも減税額の方が大きくなる例も」
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2016, 2月 14
なんと!
住宅ローンには減税処置が用意されているため、金利を減税額が上回るケースが発生するらしい!数千万円を利子なしで借りられるなんてすごい!世の中、学生時代の奨学金の金利で苦しんでいるひとがたくさんいるのに!!!
今後の貯金はどうすれば…
定期預金も利子ゼロ状態とすると、貯金ってどうすればいいのやら。まあ、今どき利子も考えて貯金している人は皆無だとは思うけど。やっぱり銀行は既にただの金庫になってるんですなー。今後貯金をしていくのであれば、
- NISAで株や投資信託を積み立て購入
- 社債
- 国債
- 貴金属(金や白金)
を買うしかないんでしょうな。ま、大多数は金利は考えてないから現金預金!なんでしょうけど。
おしまい。