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熊本地震で阿蘇大橋付近で行方不明の大学生の自動車を両親が発見した模様

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トヨタ アクア | スタイル・カラー | トヨタ自動車WEBサイト

熊本地震で阿蘇大橋付近で山体崩壊に巻き込まれた可能性があるとされていた行方不明の大学生ですが、両親が自動車を発見したそうです。本震から100日経過してのことでした。

 

阿蘇大橋の崩壊とは

熊本県民だけでなく、福岡県民も多くの人が知っている阿蘇大橋。阿蘇大橋と接続している国道57号線が九州自動車道と阿蘇を結ぶ幹線道路であるため、福岡県民も多くの人が通ったことがある場所なんですね。恐らく、佐賀や長崎の人も知っている人が多い場所だと思います。それだけに北部九州の人々全員が阿蘇大橋の崩壊に衝撃を受けました。僕も何回か通ったことがあります。

 

2013年11月当時の阿蘇大橋。この写真からは分かりませんが、橋の下は谷となっており、高さ73メートルもある橋となっています。

 

それが今やこんな状態となっています。橋がかかっていた痕跡が全くありません。残っている標識が橋が架かっていたことを想像させてくれるだけです。

この阿蘇大橋が崩壊したのは2016年4月16日の熊本地震本震。当時連絡が取れない大学生が実家に向かっていた時刻と一致することから、クルマごと阿蘇大橋の崩壊に巻き込まれたのではと当時ニュースになっていました。大規模な捜索活動を実施しましたが、大学生どころかクルマの痕跡も見つからず、余震も続いていたことから捜索は中断となっていました。

 

今回クルマが見つかった場所

今回行方不明となっている大学生の両親がクルマを発見したということに衝撃を受けました。地震から100日以上経過した今でも息子を単独捜索していたのだなと。当然のことなのかもしれませんが、その執念と実際にクルマを発見したことに不適切かもしれませんが感動しました。

 

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Google マップ

報道によって阿蘇大橋から100mとか500mとか言われています。500mって聞くと結構下流かなとも思ったのですが、Google Mapで確認してみると、そんなに下流にも見えませんね。大規模捜索の範囲からは外れていたのでしょうか?

 

 

しかし繰り返しになりますが、120名による大規模捜索で発見できなかったクルマを両親だけで探し出したのは本当にすごいですね。残念ながらクルマの中には行方不明の大学生は発見できなかったそうです。発見できる状態にそもそもあるのかどうかも分かりませんが、まずはクルマを回収して何か見つかるといいですね。

 

早くも関東では熊本地震の報道は減ってしまっていますが、復興はこれからです。新たな事件や天災が起きると過去のもの扱いされがちですが、完全復興まで風化させないようにしないといけませんね。そういう意味では東日本大震災も同じですけども。

 

おしまい。