こんにちはKeitaです。今年もやらかしました。仕事が忙しいこともあって年賀状を作らなきゃ作らなきゃと思っていたらもうクリスマス。慌てて毎年利用しているしまうまプリントで発注をかけようとしたら最短お届け日時が12/29…。おわった…。実は今年は前職の元上司にも年賀状を送ろうと思っていて、その中の1人が海外赴任してしまったので、できる限り元旦に届けないと帰省期間外に届いてしまう可能性があるんですね。そのため12/29は致命的。こうなったら最終手段を使うしかない!!!
自分で年賀状を印刷するしかない
しまうまプリントで間に合わないわけですから、基本的に他のネット年賀状サービスでも間に合いません。となると、もはや自分で年賀状を印刷するしかないですね。しかし、家にプリンターはありません(実際には押入れの奥にあるけど数年使ってないので動かない可能性大)。なので、コンビニで印刷することになります。他のコンビニまで調べていませんが、実はセブンイレブンはハガキ印刷ができるんです。素敵ですね。さすが業界最大手です。今回はセブンイレブンのハガキ印刷を使った年賀状作成を行うことにしました!大まかな作成手順は以下の通り。
- 年賀状のデータをつくる
- 年賀状のデータをネットプリントにアップロードする
- セブンイレブンで無地の年賀状を購入する
- セブンイレブンの印刷機に購入した年賀状をセットする
- セブンイレブンのネットプリントでハガキ印刷をする
まずは年賀状のデータを作る
しまうまプリントなどのネット印刷サービスを使う場合は写真さえあれば、あとはサービスの機能で年賀状をデザインできる場合が多いと思います。が、セブンイレブンはあくまでハガキ印刷しか提供していませんので、印刷するデータは自分で作成しなければなりません。とはいえネットプリントは様々なデータ形式に対応しているので、使い慣れたツールを使ってデザインすればOKです。むしろネットサービスの重くて良く分からないツールを使うより作りやすいかもしれません。
ネットプリントが対応しているデータ形式
- DocuWorks文書Ver.3.0以降 (拡張子「.xdw」)
- PDF Ver1.3/1.4/1.5/1.6/1.7(拡張子「.pdf」)
- XML Paper Specification(XPS) (拡張子「.xps」「.oxps」)
- Windows版 Microsoft® Word 2007/2010/2013 日本語版 (拡張子「.docx」「.rtf」)
- Windows版 Microsoft® Excel® 2007/2010/2013 日本語版 (拡張子「.xlsx」)
- Windows版 Microsoft® PowerPoint® 2007/2010/2013 日本語版 (拡張子「.pptx」)
- JPEG (拡張子「.jpg」「.jpe」「.jpeg」)
- PNG (拡張子「.png」)
- マルチページTIFF (拡張子「.tif」「.tiff」)
PowerPointを使って年賀状を作成する
今回僕はPowerPointを使って年賀状を作成しました。文字の位置やサイズの変更がしやすいのが利点ですね。
PowerPointのテンプレートのカードの中に「はがき」というカテゴリがあるので、ここからテンプレートを選択します。
残念ながら無地がないので、適当に結婚祝いを選択しました。これでPowerPointのサイズがハガキサイズになるので、テンプレートに用意されているテキストボックスや背景画像を無視してデザインすれば年賀状のデータが完成です。データ形式ですが、ネットプリントはPowerPointのpptxに対応しています。なので、保存したらそのまま使えます。便利ですねー。
ペイントを使って年賀状を作成する
ネットプリントはJPEGやPNGなどの画像形式にも当然対応しているので、ペイントを使って年賀状を作成することもできます。
ペイントのサイズ変更をクリックし、
画像の縦横サイズをハガキのサイズにするだけです。あとは好きに画像を作成し、ネットプリントにアップロードすればOKです。ハガキのピクセルサイズについては下記サイトをご参照ください。ただし画像の場合は文字の変更などが簡単にできないのがデメリットですねえ。
自分でデザインする年賀状 画像データ作成時のご注意 | | 年賀状(2017酉年)ならカメラのキタムラ
KeynoteやPagesでも作成できる
パソコンがMacの方も安心してください。Macに標準でインストールされているKeynoteやPagesでも作成できます。Pagesのほうがハガキテンプレートがあるから作成しやすいですかね?ただし、それぞれのデータ形式にネットプリントが対応していないのでPDFか画像にして出力する必要があります(メニュークリックするだけですけどね)。
ネットプリントにデータをアップロードする
さて作った年賀状データをネットプリントにアップロードしましょう。ネットプリントのアカウントを持っていない方は作ってください。
ログインしたら左メニューに「はがきにプリント」というメニューがあります。これでアップロード画面に進むことができます。
アップロードすればプリント予約番号が発行されます。これだけです。プリント予約番号をメモしてセブンイレブンに行くだけでOK。USBメモリもメモリカードも必要ありません。
セブンイレブンで年賀状を印刷する
普通紙の年賀状を購入すること!
セブンイレブンで無地の年賀状が売ってあるので、一石二鳥です。が、ここで購入する年賀状の種類に気を付けてください。普通紙の年賀状を購入してください。インクジェット用年賀状などは買わないでください。セブンイレブンの印刷機がインクジェット用紙に対応していません。まあ、印刷できないことはないようですが、故障することがあるそうなので、やめておきましょう。僕は印刷時の注意事項で気が付いて返品交換してもらいました。ここで印刷するって言ったから店員さんに気を使ってもらいたかったと思う反面、きっと店員さんも把握してないんだろうなーとも思います。
印刷の細かい手順はこちらで詳しく解説してあります。
大量印刷にはナナコカードが必須!
年賀状の種類の他にもう1つ注意事項があります。支払い方法です。この印刷機、なんと紙幣に対応していません。つまり最大金額が500円玉です。Oh My God.....
年賀状1枚印刷するのに60円かかります。500円玉硬貨1枚で9枚しか印刷できません。例えば50枚印刷しようとすると3000円ですから、500円玉硬貨が6枚必要となります。500円玉硬貨を6枚も持っているわけねーだろ。
ある程度はレジで両替してくれるかもしれませんが、さすがに10枚とかは申し訳ないですよね。そのため、大量印刷する場合はナナコカードを使いましょう。セブン銀行のATMでナナコカードに数千円チャージし、そのチャージしたナナコポイントで印刷すれば店員さんに両替をお願いする必要がありません。僕はナナコカード持っていなかったし(Android端末でやってたけど機種編して使えなくなった)、先ほど年賀状の返品交換をお願いした後だったので、また面倒かけたくなくて一旦退散しました笑。
完成!
正直、印刷画質はしまうまプリントなどのネット印刷サービスに劣るようです。当然と言えば当然なのですが。とはいえ、即日作成できるのはとても助かる!これでなんとか元旦に年賀状を送れそうです!めでたしめでたし!