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ロハコから品切れ続出どころか消えた商品もあって顧客流出が心配な件

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こんにちはKeitaです。個人向け通販のLOHACO(ロハコ)を運営するアスクルの物流倉庫の火災から1ヶ月が経過しました。個人的に日用品を定期的にロハコで購入していただけに、その影響は注視していました。とはいえ大企業の物流倉庫。1つが使えなくなっても消費者には影響が顕著に現れないだろうと楽観していたのですが。。。

綾鷹が売ってない

僕が定期的に購入していたのは綾鷹2Lの12本セットです。

[2CS] コカ・コーラ 綾鷹 (2.0L×6本)×2箱

[2CS] コカ・コーラ 綾鷹 (2.0L×6本)×2箱

こんな感じの。近所のドラッグストアで買ったほうが安いものの、1本2kgと重たい商品なので大量購入はできません。しかし、ネット通販なら大量に玄関まで持ってきてくれます。災害時の物流停止などを考えても、お茶を備蓄しているのは良いことですし、1ヶ月に1-2回はロハコで購入していました。ロハコにした理由は、

  • 深夜に注文しても翌日夜の時刻指定で届く
  • Tポイントが貯まる
  • 他のネット通販より安い

などが挙げられます。しかし、火災から1ヶ月が経過した現在、この綾鷹2L12本セットは品切れどころか検索してもヒットしません。というか、今までの購入履歴からの購入スキップページからも消えています泣。綾鷹500mlは売っていますが、これはいらないですし。。。

3/15未明現在復活してました

PCサイトの購入履歴からリンクをたどると在庫有と表示されました。検索では引っかからないのですが、西日本から配送するという意味なのだろうか…。とりあえずこれで発注できます。なんか以前よりかなり安くなってるwヨドバシより400円も安い!
lohaco.jp

東日本で買える商品は激減

東日本で購入できる商品は激減しているようです。というのも、そもそもロハコアプリを起動すると最初に大きく表示されるのが「東日本エリアのお届け可能商品はこちら」というバナーメニュー。もうこの時点で激減していることを予感させます。ショック。。。

ロハコの被災した物流倉庫の依存度は想像以上

当初は大企業の物流倉庫1つが停止したところで、冗長化されているだろうし影響は軽微だろうと楽観していましたが、調べてみると、全く冗長化されていなかったようです。被災した埼玉の物流倉庫はロハコの全商品の62%を取り扱っていたらしく、販売困難となった商品は実に3万点、その中で他の物流倉庫でカバーできるのはたった8000点しかないそうです。たった4分の1しか販売再開できていないことになります。
通常物流や供給というのはサプライチェーン・マネジメント(SCM)といって冗長化されているのですが、ロハコはコスト競争力を高めるために1箇所に集約する戦略を取っていたようです。今回はそのリスクが露呈した形となってしまったわけですね。。

品揃え悪化による顧客流出が心配

今はまだ火災から1ヶ月しか経過していないので公になっていませんが、特に東日本エリアは取り扱い商品点数が激減しているようなので、他のネット通販に顧客が流出する可能性があります。僕も今まではロハコとヨドバシをメインに利用してきましたが、定期購入していた綾鷹が販売されてない以上、ヨドバシで購入する機会が増えていくと思います。更に、あれもないこれもないとなると、もはや探す時間が無駄なので最初からロハコを見ないことも多くなるでしょう。そして品揃えが回復するのは今年の9月以降という話があります。火災から半年以上です。これは遅すぎます。やはり今回の火災、下手をするとロハコは致命傷になりかねないのかもしれませんね。。早急な回復を願っています。