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仮想通貨で大きな利益を得た人は相場高騰中の今税金分を現金化するべき

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今月に入って仮想通貨の高騰が止まりません。BTCは動きは大きいものの、トレンドとしては横ばいといっても良いのではないでしょうか。代わりにアルトコインが爆上げしています。今月だけでも数百から数千万の利益を上げた人はたくさんいるでしょう。しかし今は年末。既に巨額な利益確定をしている人は全力で投資すると大変なことになりますよ。。

最悪のシナリオとは

既に一度数千万の利益を現金化している場合は最大で利益の半分が税金で取られます。例えば5000万円の利益を一度確定した人が、原資と5000万の利益で再び仮想通貨に投資していた場合は注意が必要です。もし年明けとともに仮想通貨が暴落しても5000万円に対する課税は消えません。もしレバレッジで5000万の利益が消えて無くなっても数百から数千万の税金は払わないといけないのです。仮に原資が1000万円で1億円まで投資で増やしていたとしても、一度9000万円を利確して1億円全額を投資に回していた場合、暴落で資産が5000万になると「まだ4000万円のプラス」という計算にはならないわけです。5000万円の税金が課されれば原資の1000万円まで失うので1000万円の損失です。

更に最悪なのは原資を失うだけで止まらず、マイナスになったときです。どうやって税金を払うのでしょうかね。

税金からは逃げられない

投資で失敗して借金を抱えても最悪自己破産で逃れる道はあります。しかし自己破産しても税金の納税義務は消えません。自己破産しても納税を求められ、最悪の場合は差し押さえられることもあるそうです。生活保護受給になれば猶予はされるようですが、若くて健康で働ける場合は受給は難しいですので税金からは逃げるのはそう簡単ではないでしょう。さっきまで数千万円の資産を持っていた人が生活保護、、80年代のバブル崩壊のときも続出したそうですね。

税金分は現金化しよう!

というわけで、来年払う税金分は必ず現金化しておきましょう。幸い今の仮想通貨市場は高騰していて現金化することがイコール損切り確定という人は少ないでしょう。僕の予想ですが、年が明けると仮想通貨は大きく動く可能性があります。それ上なのか下なのかは分かりませんが、もし下だと税金で大変なことになります。

余談ですが、昔元阪神タイガースの新庄選手が年俸の大幅減でメジャー挑戦したものの税金で大変苦労したそうですね。今の20歳前後とかになるともう分からないんだろうなあ。。って僕もバブルは知らないので50歳とか60歳の人はそう思っているかもしれませんね笑

参考

自己破産すると税金の滞納分ってどうなるの? - 借金相談センター

新庄剛志のしくじり授業まとめ「野球なんかまじバイト」