根管治療の失敗から激痛に見舞われ、保険外治療に走って早2年弱。もともと根管治療を開始したのは稀に噛んだ時に起こる激痛の治療だったのですが、その激痛の原因はどうやら根管ではなかったようです。。
根管治療を決めた理由
稀に原因不明の激痛が歯に走る
食事をしていると稀に神経にダイレクトにカキーンと来る激痛が走っていました。しかし、同じ歯でもう一度噛むと全然痛くないんです。どうも極々稀に力の加わり方で激痛が走っているような…。
複数の歯医者を回っても原因不明
しかし歯医者に行っても虫歯もなければ異常もないと診断されてばかりでした。数院目でようやく「これは根に細菌が繁殖しているのでは?」という原因を推定してくれたのでした。しかしそれが悪夢の始まり。
歯の根の治療に失敗
この歯の根の治療を根管治療というのですが、この原因を推測した歯医者さんの根管治療がマズかった。2週間程度で終わるはずの治療が半年経過しても終わらない。それどころか次第に激痛が走るようになり、一時は顔面麻痺のような経験したことのない激痛で夜も眠れなくなってしまいました。堪らず根管治療の実績のある歯医者に駆け込み、「なにこれ、本当に根管治療してたの?全然治療進んでなくて、それどころか悪化してるんだけど。このままだと歯を抜くことになってたよ」と言われ、1ヶ月も経たず治療が終わりました…。
根管治療後に症状が再発してしまう
徐々に症状が再発し始める
治療後しばらく痛みは治まって完治したと思っていたのですが、半年ほど経過して少しずつ、また稀に起きるようになり、1年弱ほどで頻度が増えてきました。
謎の激痛の新たな原因を推測
これはおかしいと先生に報告したら、歯ぎしりをしていることが発覚。歯ぎしりによって、治療した歯の根のに負荷がかかり痛みを起こしている可能性が分かりました。あの根管治療はなんだったのか。
歯ぎしりの治療を開始しました
マウスピースを就寝時に装着
歯型を取ってマウスピースを作成しました。マウスピースの作成はそんなに高くなく、数千円で作成することができます。そしてこのマウスピースを就寝時に装着します。これにより歯ぎしりをしても歯への負担は軽減されますし、最終的には歯ぎしりが治る可能性もあります。
徐々に症状が改善していきました
そして徐々に激痛の発生頻度が下がってきました。昔は1週間に数度、そして1日に数度まで頻度が上がってきていたのですが、今は1ヶ月に1回あるかどうかです。かなり改善しました。やはり激痛が走っていた根の周辺には歯ぎしりで負荷がかかっていたようです。
痛みというのは原因の特定が難しいので、1つずつ推測される原因を潰していくしかありません。そして原因が1つでない場合もありますし、それまでの試みが完全に無駄だったかどうかも分かりません。とりあえず今回の痛みに関しては歯ぎしりが原因だった可能性が高いと思っています。このまま痛みが落ち着いてくれることを願ってます。