1mm薄くするのも大変な世界
最近は自動車もボンネットの中が綺麗にカバーされていたりしますね。これと同じで、AppleもiPhoneの中身が綺麗かどうかはブランドに大きく影響するってことを理解してるみたいです。
こだわりのアルミ製ボディー
少々脱線しますが、ブランドといえばiPhoneはアルミ製ボディーにも徹底的にこだわっています。わざわざアルミの塊を一つずつ削り出して作っているので、結構なコストがかかっています。おかげさまで、このアルミを削る機械を作っているFANUCという日本の会社は莫大な利益を得ることができました。
ただし、莫大な利益をAppleから得られる一方で、Appleの業績や動向に振り回されるというデメリットもあります。
脱線しすぎましたが、それほどまでにAppleはアルミの削り出しに多額の資金を投資しているわけです。(実際にロボドリルを買ってるのは製造請負企業ですが)
血のにじむような企業努力でiPhoneを薄くした結果
莫大な投資と努力でAppleはiPhoneを今のレベルまで薄くしてきました。Appleやそのエンジニアは発売当日には感激感動したことでしょう。ついに皆さんの手にそのiPhoneが行き渡るわけですから。
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WHY JAPANESE PEOPLE!?
せっかく薄くしたのに何故カバーを着けてしまうんだ!そんな声が今にも海を渡って聞こえてきそうです。更にせっかくのアルミボディーが全く見えなくなっています。OH MY GODという声が今にも海を渡って聞こえてきそうです。だったらiPhone5Cでも良いじゃないか。しかし日本ではiPhone5Cは全然売れませんでした。なぜだ。なぜなんだ日本人。
…というのは僕だけの妄想だったみたいです。というのも、Appleからもケース出ているようで。
更にカバーを着けるのは別に日本人だけじゃないっぽいです。
というわけで、iPhoneが薄さやアルミ製ボディーにこだわるのはブランド面が大きいのであって、需要があってやっているわけではないようですね。そう思いながら、iPhoneより薄い!を宣伝文句にしている端末を見るとまた違った印象を持てますね。