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ぺぷしのーげん

大企業からスタートアップに転職したアプリケーションエンジニアのブログ

熊本地震と中央構造線と南海トラフの関係性を調べてみた

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中央構造線 - Wikipedia

熊本地震が発生したとき、Twitterでは南海トラフが人気タグになりました。Twitterで南海トラフの予兆だと拡散されていたんです。活断層型の地震とプレート型の地震に関係性ないだろって当時思っていたのですが、予兆の可能性を指摘する地震学者が何人か現れました。そこで出たキーワード、「中央構造線」。この中央構造線と南海トラフってどういう関係なんですかね?

 

断層とは

まず前提知識として断層について書きます。断層とは簡単に言うと地盤と地盤の境目です。私たちが立っている地盤は地下から大きな力を受け続けており、他の地盤との摩擦や抵抗で今の位置に踏み止まっています。しかし、その摩擦や抵抗で耐えきれなくなった時に一気に動き、地震が発生してしまうわけですね。

 

構造線とは

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断層は地盤と地盤の境目でしたが、プレートの活動により稀に巨大な境目が形成されることがあります。これが構造線です。簡単に言えば超デカイ断層ですね。

赤い線が中央構造線です。日本列島を分断するように走っていますが、長野県諏訪周辺で北方に押し上げられています。この押し上げている原因が静岡県伊豆半島です。伊豆半島が本州に向かって今も動き続けているので、中央構造線も大きく歪んでいます。オレンジ色の部分はフォッサマグナと呼ばれる部分で、もともと海だった部分です。火山の堆積物などによりできた土地で、日本列島の他の場所より比較的新しい地盤です。

 

中央構造線と南海トラフ

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日本の南側にはフィリピン海プレート、北側にはユーラシアプレートが存在します。このフィリピン海プレートはフィリピン海プレートに向かって動き続けており、ユーラシアプレートの下に潜り込んでいます。この潜り込む際にフィリピン海プレートの表面は削り取られていきます。まるでかつお節を削るようにですね。

この削りカスが積もり積もって陸地となり、山となり日本列島の南部を形成しています。どうやら、この削りカスによる地盤と、もともとユーラシアプレート上に存在した地盤との境目が中央構造線のようです。

南海トラフはフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境目です。フィリピン海プレートはユーラシアプレートに潜り込むので、この境目は4000mにも及ぶ深い海の谷となって存在しています。いわゆる海溝ってやつですね。この海溝は四国南部から静岡県東部まで続いています。

 

熊本地震と南海トラフの関係

熊本地震の震源は中央構造線上に存在します。つまり、フィリピン海プレートの削りカスとユーラシアプレートとの境目のエネルギーが限界に達したわけです。となると、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートとのエネルギーも限界が近づいているのではないか?という理屈で熊本地震が南海トラフの予兆だと言っているのではないでしょうか。これでも若干強引な気がしますが、複数の記事を見ても地震学者の詳しい説明はないので詳細不明です。
と、思っていたらミヤネ屋で地震学者の解説がありました。なるほどーと思ったので、こっちにまとめています。

しかし予兆だろうが予兆でなかろうどうでもいい

しかし地震学者の言っていることは結果論であることも多いのも事実です。株価が上下した理由を後付けして説明する経済アナリストに近い。というのも、未来を彼らに予想せよというのが酷な話なのです。大切なのは彼らが明かした過去の地震活動です。過去に南海トラフを震源とした大震災を起こした事実は変わりません。予兆だろうがそうでなかろうが、できる対策は最大限とっておきましょう。僕も気を引きしてて、ガスや電気が止まった時のためにカセットコンロを購入しました。今後も少しずつ備えを拡充していきますよ!
 
以上、本日調べた限りの知識をまとめました。間違いや追記あればご指摘いただければ幸いです!
 

おしまい。