嘘のような本当の話。知ってましたか?九州の高校は授業が7時半から始まります。
0時限目
多くの九州の高校には朝の課外授業というものがあります。朝課外とか0時限目とか呼ばれます。0時限目という名前の通り、1時限目の前に授業をやります。そして、課外授業なので朝の会より前にやります。0時限目が終わってから担任の先生と顔を会わせるわけですね。なので0時限目の開始時間は7時半前後です。遠い人は1時間近くかけて通学しているので、毎日起きるのが大変です。
なぜやるのか
知りません笑。
なにをやるのか
普通に授業をやります。大学入試に特化した授業をやるわけではありません。なので、欠席すると授業についていけなくなりますし、そもそも許されません。出席は必須なのです。教育課程の日数に組み込まれてしまっているわけです。
じゃあ他県より授業の進みが早いのか
これも信じられないかもしれませんが、遅いです。もちろん高校の偏差値にもよりますが、僕の高校は朝課外を3年間実施したにも関わらず、物理IIBが始まったのは高3の秋からです。てめー国公立に生徒を輩出する気ねーだろって感じですね。なんで朝から授業やってるのに間に合わないのでしょうか。もはや正気の沙汰ではありません。
もちろん学区のトップ校は高2で教育課程を全部終わらせていたりします。でも、他県のトップ校も似たようなものですよね。0時限目の賜物とは全く思えません。
7時限目や8時限目もあるよ!
まだ終わりません。高3になると放課後課外が開始されます。掃除や帰りの会をやったあとに授業があるのです。8時限目が終わる頃には18時を回っています。九州は朝7時でも暗いので、暗いうちに家を出て、暗くなってから学校を出ます。どんだけブラックなのか。もはや、ここから予備校に行く気力など残っていません。
夏休みも冬休みもないよ!
さらにさらに、夏休みや冬休みにはサマースクールやウィンタースクールという課外授業があります。これは朝8時半から17時までですが、お陰様で夏休みはお盆の1週間程度、冬休みも元旦前後の数日しかありません。まじでブラック。それでいて特段成績が他県より良いわけでもないのですから、全く時間の無駄となってます。教師の労働環境としても最悪ですよね。
というわけで、他県から九州に引っ越してきた高校生は地獄を見ます。可能なら父親だけ単身赴任してもらうか、なんとかして高校の転校を避けることをオススメします!笑
おしまい。