いざ新卒で入った大企業を辞めようとすると、どうして良いのか分からなくなります。今回は何が分からなくて、なぜ分からないのか、そしてどうしたのかについてまとめました。
最初の一歩が分からない
まずこれ。辞めることを決意したとして、最初に何をすれば良いのか分からない。とりあえず手続きを調べてみようと人事のイントラの各種手続きについてを開いてみます。
- 結婚の手続き
- 出産の手続き
- 引越しの手続き
- 扶養の手続き
ない。退職の手続きについて書かれていません。お前はクレジットカード会社のページかよ。クレジットカード会社のホームページって、
- 入会の手続き
- 口座変更の手続き
- 家族カードの手続き
- 引越しの手続き
なんですよね。お前、退会の手続きも書けよっていう。全然わからなくて電話で退会したことがあります。こんなやり方で会員を繋ぎ止めようとするなんて。もしかして人事もそういう考えなのか?
手続きが分からない
とりあえず上司に相談すると当日中に人事まで伝わって退職手続きに移行したのは良かったものの、具体的な手続き内容やプロセスが不明確なままでした。それで退職まで1ヶ月を切ったときに人事に連絡してみると、
人事の退職手続き担当者に情報は行っていないので、上司経由で連絡してください
とのこと。うそーん。そして上司も俺が連絡しないといけないの!?という反応。だからイントラに書いてくださいよー。
なぜこうなるのか
ここまで退職手続きが不明確で問題続きだったのは、離職率が非常に低いことが挙げられます。離職率が低いので、そういった手続きを明確に掲示する需要もありません。それに辞める人から苦情が来ても対応する意味は薄いですしね。。
一方で離職率が高いと、退職手続きに時間をかけていると仕事が回らないので、その仕組みが用意されています。例えば介護業界だと、半年や年に一度は退職予定や意思があるかどうかを聞いてきます。人手不足が深刻な業界なので、予め把握しておいて採用計画に反映させる必要があるからです。そういった意味でも、比較的人員に余裕がある大企業は手抜きがちになってしまうのかもしれませんね。
分かったこと
実際に退職手続きを全て終えて分かったことは、
- 意外に書く書類が少ない
- 意外に引き留められない
- 意外と応援してくれる
- 手続きが分からないし、書いてもいない
- 退職後の社会保険等手続きの説明がない
と言ったところでしょうか。上記は人による部分も多いものもあると思いますが、最後の社会保険等の話は説明してくれる会社も多いようです。大半は転職先の企業で説明してくれたり、対応していただける内容なのですが、最後の給料についてだけは別です。これについては別エントリーでまとめますね。
おしまい。