石田純一さんが東京都知事選への出馬を断念しました。そこで話題になっているのが、石田純一さんは何者かに利用されただけではないのか?という話。この手の陰謀論は基本的にスルーなのですが、今回ばかりは意図していなくても相手を理している結果になってるので、まとめてみました。
出馬表明したのは参院選の二日前
もともと今回の参院選は都知事選の話題ばかりで、国政軽視という批判も一部ではありました。そんな中での出馬表明。なんと参院選の二日前の出来事です。そろそろ参院選の話題にしないとマズいのでは?という中、石田純一氏が都知事選出馬となるとメディアも無視するわけにはいけません。当然メディアは大きく取り上げました。
参院選が終わった瞬間に断念
そして参院選が終わった瞬間に出馬を断念しました。世間の反応は説明するまでもありません。
石田純一に「何がしたかったんだ?」の声殺到 会見から3日で出馬断念 - https://t.co/XaxzIXtTUM pic.twitter.com/EUgGVzlxaR
— J-CASTニュース (@jcast_news) 2016年7月11日
なんだよ笑
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2016年7月11日
RT @owarinoizumi: @takapon_jp 石田純一やめるってよ https://t.co/wIbmSmVCuZ
なにがしたかったのか
都知事選出馬を利用した世論誘導だったのでは
そんな中、陰謀論まで飛び交っています。参院選の直前の出馬表明で、石田純一氏は多くのメディアの前で出馬理由や政策について発言する機会を得ることができました。更には野党統一候補なら出馬するという条件付き。これは暗に参院選での野党共闘を全国に呼び掛けていることにもなりますね。これを石田純一氏が意図的に行ったか、あるいは第三者の誰かが石田純一氏を仕向けたのでは?という陰謀論です。
まあ陰謀論なので、基本的に噂話の域を出ないのですが、他の陰謀論と違うのは、実際にそういう効果を生んでしまったということです。結果として投票直前に反原発や野党共闘などを参院選の争点に引っ張り出してきた効果は少なからずあったかもしれません。そういう意味で、やはりこのタイミングでの出馬表明はルール違反だったでしょう。ましてや選挙日翌日に取り下げるのでたちが悪い。
石田純一氏が都知事で成果を上げる能力があるのかないのか僕は分かりませんが、今回出馬表明で家族が反対していたのも印象が悪かったですね。家族の応援なしにタレント出馬は精神的にキツイでしょう。なんか、上の動画も顔色が良いとは言えないですね。本人も準備不足と仰っていますが、国や自治体だけでなく本人のためにもしっかりと準備したほうが良いと思います。だって都知事なんて経済的、世間体的には全く割に合わない職業なのですから。。。
おしまい。